概要
製法として、アセチレンからモノビニルアセチレンと、塩素の付加反応によって合成されます。主鎖中の二重結合に、電子吸引性の塩素が結合した構造を持っています。またアメリカ・デュポン社の商品名、「ネオプレン」の名で通称されています。
一般的な特徴
天然ゴムやSBRに比較して、以下のような特徴を持っています。
①耐油性、耐薬品性に優れる
②耐候性、耐オゾン性に優れる
③ガス透過率が小さい
④難燃性に優れる
⑤溶剤揮散硬化型の接着剤の場合、溶剤揮散直後の圧着貼り合わせで、最終接着強さの約70%の接着力が得られる
①耐油性、耐薬品性に優れる
②耐候性、耐オゾン性に優れる
③ガス透過率が小さい
④難燃性に優れる
⑤溶剤揮散硬化型の接着剤の場合、溶剤揮散直後の圧着貼り合わせで、最終接着強さの約70%の接着力が得られる
用途
合成ゴムの中でも、加工性、機械的強度、ゴム弾性、耐熱性、耐候性、接着性のバランスが優れるため、自動車部品(ベルト、ホースなど)、電線被覆材、建材など、幅広く利用されています。
接着剤として身近な利用例は、チューブに入った黄褐色の接着剤であり、自転車のパンク修理用や靴底の修理用などが挙げられます。
建設分野では、溶剤で溶かして(溶剤揮散硬化型)、接着剤や床版防水材に、工場製品(成形ゴム)として支承ゴム、道路橋伸縮継手、緩衝用ブロックなどに利用されています。
接着剤として身近な利用例は、チューブに入った黄褐色の接着剤であり、自転車のパンク修理用や靴底の修理用などが挙げられます。
建設分野では、溶剤で溶かして(溶剤揮散硬化型)、接着剤や床版防水材に、工場製品(成形ゴム)として支承ゴム、道路橋伸縮継手、緩衝用ブロックなどに利用されています。
使用上の注意点
溶剤揮散硬化型の接着剤の場合、溶剤が揮散しない間に貼り合わせると、接着力が発揮されないため、必ず溶剤を揮散させてから、圧着貼り付けをすることが必要です。