コンクリート構造物に生じる劣化や変状は、その構造物の建設当時の施工や、立地環境により様々な種類の物が同時に複数発生するのが一般的で、その補修には調査・診断を行い、劣化・損傷について正確にその内容を把握しなければなりません。一般的な損傷は、以下のようなものがあります。 ひび割れ 浮き 剥離 ジャンカ コールドジョイント 錆汁 エフロレッセンス 中性化 塩害 凍害 アルカリシリカ反応 化学的腐食 たわみ 変形 疲労 溶出・摩耗 内部欠陥 表面気泡(あばた) すり減り 汚れ(変色) 特殊環境下の劣化