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ポルトランドセメント

 
コンクリート構造物の補修に最も多く用いられる無機系材料は、何と言ってもポルトランドセメントでしょう。
 
ポルトランドセメントは、JIS R 5210-1997「ポルトランドセメント」の中に、普通、早強、超早強、中庸熱、低熱、耐硫酸塩ポルトランドセメントの6種類が規定され、付属書でそれぞれの低アルカリ形ポルトランドセメントとして全アルカリが0.6%以下と規定されています。
 
補修用としては、硬化速度の点から、早強または超早強ポルトランドセメントが多く用いられています。特に、超早強ポルトランドセメントは、硬化速度が速いだけでなく、粉末度も高い(粒子が細かい)ので、止水しながら注入する工法に適していますが、現在はあまり製造されていません。
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