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アナログとデジタル

2022-03-07
 一番わかりやすいのは、「レコード」や「カセットテープ」がアナログ、「コンパクトディスク」がデジタルと説明するのが最良であるかと思います(・_・)(._.)。例えばですね、かつて音楽の販売に用いられた「レコード盤」は、樹脂表面に刻まれた溝の凹凸の変化が音声信号の変化に、直接対応付けられたアナログ記録方式でしたが、コンパクトディスク「CD」では、音声信号をサンプリング標本化」して、離散的な数値の列に変換し、これを表面の溝の凹凸にデジタル信号として記録している・・・、という理屈なんです。

 アナログで情報を扱う利点として、デジタル化では避けられない離散化に伴なう本来の信号からのズレ、「量子化誤差」が生じないという点があり、情報の発生時点では正確に表現して記録することが出来ます。一方、保存や伝送、再生、複製に際しては、劣化やノイズによる影響を受けやすく変化した情報は復元することができないため、伝送・複製を繰り返したり長年に渡って保存すると内容が失われたり変質してしまう難点があります。また基本的に「デジタル記録」は光学レンズによる「非接触」で繰返しの使用でもその媒体は基本的に劣化はしませんが、「アナログ記録」は微細な振動や磁気記録による「機械的接触」によるものですから、繰返しの使用で必然的に摩耗劣化していきます

 カセットテープが全盛期を迎えたのは、1980年代です。背景には、1970年代に「ラジオ受信機」と「カセットテープレコーダー」が一体となった、「ラジオカセットレコーダー(ラジカセ)」が、一般家庭に普及したことがその要因です。同時に室内専用の「高級ホームオーディオ」が、各社主要なメーカーから販売されていました。ラジオ番組から流れてくる、お気に入りの音楽を録音する「エアチェック」や、屋外にラジカセを持ち出して環境音を録音する「生録」など、カセットテープはさまざまな用途で使われるようになっていったものです。

 その後、CDやMDなどの「デジタル録音」ができる記録媒体が主流となったことで、カセットテープ人気は徐々に陰りを見せていったのです。でもね・・・、「カセットテープ」は、深みのある音やアナログ特有の音質が特徴で、今のデジタル音源のように「0」と「1」の信号で統一された音質では味わえない独特の良さがあります。

 1970年代以降のカセットテープ全盛期を過ごした「オールドファン」や「シニア世代」の方には、今でもカセットテープの存在はなじみ深く、根強い人気があるということです。特にシニア世代を中心とした年齢層にはカラオケ需要があり、歌を練習するのに、10分という長さはちょうど良く、さらには巻き直しも楽なのでカラオケの練習に都合がいい。その名残が今でもあるため、シニア世代を中心に「10分テープ」が最も多く売れているということです。

 わたしは現在でもこの「カセットテープ」、500本ほど所持しています。「レコード」や「FM放送」からの記録が多いですが、再生は可能な状態ですね(^0^)。ひじょ~に「懐かしく思います」。
 さてさて・・・、新型コロナ感染症の新規感染者数・・・、全国で「37083人」が確認され、福岡県内で「1759人」、うち福岡市で「431人」、北九州市で「155人」、久留米市で「50人」、その他県内で「1123人」、ということです・・・。また「死亡者」は、「3人」となっています。

 それでは、(-_-)zzzなさい。あしたもいい日でありますように・・・。
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