本文へ移動

ブログ

ブログ

ウクライナ危機で5円玉ピンチ???

2022-06-27
 「J-CASTニュース」さんによると、ウクライナ危機と円安が多方面に影響を広げている。意外なところでは「5円玉」。原料の銅や亜鉛が値上がりし、5円玉の原価も高騰しているというのだ。このままだと、5円玉を作るための鉱物原価が、5円を超えてしまうこともありうるという。

 日経新聞は2022年5月22日、「銅高騰、5円玉の額面迫る、ウクライナ危機・円安で拍車、「50年後レアメタルに」」という記事を公開した。それによると、ウクライナ危機と円安によって、円建て銅価格の高騰に拍車がかかり、一時は5円玉の材料の時価が、その額面の84%になった。銅価格は4月の最高値からやや下げたが、もともと電気自動車「EV」向けなどに需要が伸びており、「5円玉の時価が額面を超える可能性は消えていない」という。同紙によると、5円玉は銅と亜鉛の合金である「黄銅」でできている。重さ3.75グラムの60〜70%が銅なので、銅は平均して「2.44グラム含有」されている。銅は世界生産の約4%がロシア産。ウクライナ危機と円安で3月には過去最高値となった。亜鉛も最高値。5円玉の材料原価に当てはめると銅が3.34円、亜鉛が0.86円となり、額面5円の84%に達した。銅相場が底入れした2020年4月に比べて材料の時価は約2.4倍だという。

 では、他の硬貨の原価はどのくらいなのだろうか。三菱UFJ信託銀行のウェブサイトが2020年3月6日、詳しく解説している。各種の硬貨に含まれている、金属の種類や割合は公表されている。このデータを金属の市場取引価格に、照らし合わせることで、1枚当たりの原料価格が推定できるという。例えば、「1円硬貨は100%アルミニウムで作られており、重さが1gです。2018年のアルミニウムの価格は1kg当たり約291円前後です。この価格を当てはめると1円玉の原料価格は1枚当たり約0.29円となります」。ただし、硬貨を作るには、原料費のほかに製造コストがかかる。同行は各種硬貨の発行実績や、造幣局の年間予算をもとに硬貨の製造原価を算出。1円玉が約3.1円5円玉は約10.1円10円玉は約12.9円50円玉は約12.1円100円玉は約14.6円500円玉は約19.9円推計している。つまり、1円、5円、10円はすでにコスト割れ。中でも硬貨の価値と、製造原価との乖離(かいり)が最も大きいのは1円玉、ということになる。

 2021年9月19日の、「dmenuマネー」コラムでは、「1円硬貨」を1枚つくるコストについて、クイズ形式で問いかけている。選択肢は「約0.3円」、「約1円」、「約3円」の三つ。正解は「3円」だと明かしている。ただし、「正式な製造コストについては公表されていません。造幣局は「国民の貨幣に対する信任の維持や、貨幣の偽造を助長する恐れがある」ことを理由にしています」と補足している。さらに、「貨幣を実験や工作で使うことに問題はありませんが、故意に傷つけたり穴をあけたりすると、貨幣損傷等取締法違反により罪に問われてしまいます」と注意を呼び掛けている。アルミニウムの国際価格は、変動が激しい。現在は1円の原価が3円よりもアップしている可能性もありそうだ。ということです・・・。

 む~ん(>.<)、それならば「紙幣にしますか(^0^)」???、えっ、お呼びでない( ̄0 ̄)・・・。でもね・・・、ごえんこうかを「なくしてしまう」のは、スーパーマーケットでの「お買い物」の時、ひじょ~に問題が出てきますね。どうしますかね???、これを考えていると、またまた「夜寝られなくなってしまいそうです(・_・)(._.)

 と、まぁ、冗談はさておき(^^ゞ、ふだん何気なく使用しているお金ですが、それを造るのには「貨幣の価値以上のお金」がかかっている「ものもある」・・・、覚えておいて損はないと思います(・_・)(._.)。
 さてさて・・・、新型コロナ感染症の新規感染者数・・・、全国で「9572人」が確認され、福岡県内で「545人」、うち福岡市で「155人」、北九州市で「51人」、久留米市で「21人」、その他県内で「318人」、ということです・・・。また「死亡者」は、「2人」となっています。また本日、気象庁は「関東甲信地方、東海地方、九州南部が梅雨明けしたとみられる」と発表しました。いずれの地域も平年より早い梅雨明けで、梅雨の期間はこれまでの最短の記録を更新しました。

 それでは、(-_-)zzzなさい。あしたもいい日でありますように・・・。今日よりさらに、暑くなりそうです・・・。屋外での活動は、熱中症対策のほど、よろしくお願いいたします。
TOPへ戻る